いつもご覧いただきありがとうございます。株式会社中本本店です。
さっそく連載2回目をお送りいたします。
前回の「黎明期」は・・・
「基幹業務システム」を導入した中本本店。予定通り生産現場での効率化が進み始めた。
しかし順調かと思われたのも束の間、会社の業績という視点では効果が表れていない・・・というものでした。
第2回「発展期①」
そして我々は 気が付きました。「分析するためのデータがぜんぜん集計出来ていないっ!」ということに。
【 説明しよう 】 基幹システムは売上や利益と言った結果を集計していても、
『 なぜ良かったのか 』、『 なぜ 悪かったのか 』を判断するための計測をしていないのだ。
そのため、行うべきPDCAサイクルが回っていなかったのです。
改めて考えました・・・会社としてどうなりたいのか、そしてどう活用していくのかを。
それが今から約8年前の2013年頃のことでした。
予定と結果、つまり「見積りと実績」を基本として「見える化」を進めました。
現在では結果の要因分析から始まり、仮説を立てながら改善活動に取り組んでいます。
その取り組みの一方で、課題もわかってきました。
まずお客様の情報に関しては、資料や伝票そして担当者の記憶の中といった具合に担当者毎で管理していたので「見える化」が進んでいませんでした。
また、弊社の商品や設備・情報などはホームページを通じて発信していましたが、Webサイトを活用しているかというと、まだまだ十分ではありませんでした。
そんな課題を解決すべく、そしてデジタルを活用していくために取り組み始めたのが約4年前の2017年です。
さて、ここからの具体的な内容は次回へと続きます。 |