オフセット印刷

安定した品質で製品をお届けし、
ワンランク上の印刷で「伝わる」を実現

中本本店では、一貫した色表現をはかるためにカラーマネジメントシステム（CMS）を導入。また印刷機には品質検査装置を設置するなど、常に安定した品質の印刷物をお届けしています。さらに、細かな表現を得意とする高精細印刷、鮮やかな色彩表現を可能にするカレイド印刷など、印刷の高品質化を実現し、お客様のさまざまな「伝えたい」をカタチにしています。

中本本店のオフセット印刷機

Heidelberg Speedmaster CD102-4

Heidelberg Speedmaster SM102-4-P

Heidelberg Speedmaster SM102-2-P

カラーマネジメント

「校正紙と印刷物の色が違う」「同じチラシなのに1 枚目と1,000 枚目で色が違う」…。
このような色表現のトラブルを防ぐために、カラーマネジメントシステム（CMS）を導入しています。Japan Color（日本の標準印刷）に準拠した印刷運用を行い、常に安定した色の印刷物をお届けしています。

CMSとは

同じデータでも、各入出力機器（スキャナ、プリンタ、印刷機など）で色の再現性は異なってしまいます。各入出力機器で標準カラーが常に再現できるよう、各機器で基準値を定め、運用するカラーマネジメントシステムのことです。このCMS により、色表現の安定化をはかることができます。

高精細な表現を可能にする230線AM印刷とFM印刷

中本本店では、人物や商品など、本来の姿をしっかりと印刷表現することを大切に考え、高精細印刷を導入しています。
AMスクリーン印刷では一般的な175線の設定を230線に標準設定。
また印刷物の特徴や内容により、さらに高精細なFMスクリーン印刷（AMスクリーン400線相当）をご提案しています。

FMスクリーン印刷とは

一定の大きさの網点を分布させ、その密度によって濃淡を表現する印刷方式です。網点は20ミクロンの極小ドットで表現し、AMスクリーン印刷400線相当の高精細印刷と同等の仕上がりを可能とします。

AM・FMスクリーンドットの比較

AM

FM

FMスクリーン印刷の特長

①クリアな色調表現
②滑らかな階調表現
③光沢・艶等の表現

④ディテールの再現
⑤モアレ防止

FMスクリーン印刷が活きる印刷対象

金属物・宝飾品等

美術・工芸品等

果物・服地等

自然風景・建築物等

広演色印刷（カレイドグラフ）

デジタル画像を印刷用に変換すると、画像の色は濁ってしまいます。
これは、RGB のデータをCMYK に変換したときに発生する“色の再現領域が狭まってしまう”、いわゆる物理的な問題が原因です。
そこで中本本店では、この問題を解決できる広演色印刷「カレイドグラフ」をご提案しています。
この印刷によりAdobe RGB に近い色再現領域の印刷を可能にし、お客様が意図する鮮やかな色表現をご提供しています。
※下の画像中央のツマミを左右に動かすと違いを確認できます。

▼カレイドグラフ

▼多色印刷（プロセスカラー）

※画像はカレイドグラフと多色印刷（プロセスカラー）の発色イメージです。

デジタルカメラのイメージをそのままに

カレイドグラフは広演色用特殊インキ「カレイド」を使用した印刷方式で、中本本店はカレイドインクの発売当初より取り組んでおり、メーカーより「ユーザー印刷認定取得印刷会社」として認定されています。高濃度、光沢性が大幅に向上されたインキを用いることで、Adobe RGBに近い色再現領域のオフセット印刷が可能となります。RGB画像には弊社オリジナルのプロファイルを埋め込むなど、カレイドグラフ専用のワークフローもご用意しております。
このワークフローによって安定した最高品質の印刷物をご提供し、また広い色領域を多色印刷ではなく、4色印刷で表現するのでコスト面でもお客様の負担を軽減します。